フレンチ、イタリアン、和食など、幅広い料理に無鑑査は合います。なかでも、春のおすすめは旬の筍です。産地から届く筍は、時季によって孟宗竹から淡竹へと種類が変わっていきます。今回は、孟宗竹をご用意しました。
網焼きでうま味を閉じ込めた炙り筍に、山椒の香りをきかせています。そこに料理長オリジナルレシピの、青とうがらしでピリッとアクセントをつけたほんのり甘い味噌をつけてお召し上がりいただきます。相性がよいのは、無鑑査辛口の冷酒です。甘味、酸味、うま味が主張することなく、炙った筍の香ばしさや風味を引き立て、ぴったりとなじんでくれますから。
お酒の経験が豊富なお客さまが多く、メニューに合わせて「これは日本酒だな」と食中酒として無鑑査をオーダーされることが多いですね。
初夏にはフランスから「アスペルジュ・ソバージュ」という野生の細長いアスパラが届きます。爽やかな香りと山菜らしい粘りがあり、さっとゆがいて、シンプルに塩とこしょうで味付け。こちらも無鑑査によく合う、季節の味です。
「炙り筍 木の芽を添えて 自家製青とうがらし味噌で」1,100円(税込)
京野菜 de フレンチとイタリアン グリーンスポット
東京都渋谷区代々木1-21-12 ヤマノ25ビル1F
電話 03-3379-0013
京野菜とワインをテーマにした創作料理店。フレンチ、イタリアン、和食の要素を取り入れたメニューが味わえる。