日本酒度が辛口、超辛口と高くなるほど、さらっとしてすっきりした味になりますから、一ノ蔵無鑑査 超辛口には、こんがり揚げて仕上げる自家製がんもが、よく合います。
豆腐と魚のすり身を合わせ、ひじき、しいたけ、にんじん、豆などを入れてボール状に丸めて、ほどよく揚げ色がついたアツアツを、しょうがじょうゆにつけて頬張ると、ほろっと崩れるやわらかさです。そこに、無鑑査の冷酒がきりりと引き立ててくれます。
生原酒などを楽しんでから、無鑑査で締めるという“通”の方も多いですね。
横浜の桜木町にある店が、なぜ宮城の蔵元「一ノ蔵」を冠しているのか、ですか。それは40年前、オーナーが店をオープンする際に全国のおいしい地酒を探し、見つけたのが一ノ蔵だったのです。蔵元を訪ね、一ノ蔵の専門店として店名のご了解も得たというわけです。
古民家のような店構えなので、「風情があってカッコいい」と言われる20代30代の方も多いですが、宮城出身のお客さまも多いですよ。
「自家製がんも」410円(税込)
居酒屋 一ノ蔵
神奈川県横浜市中区花咲町2-64
電話 045-231-4511
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140102/14005179/
天然ものの刺身から「ハーモニカの煮つけ」「ゼリーフライ」など各地の郷土料理まで、300種以上をリーズナブルに味わえる。